メディカル24
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高血圧症

高血圧症とは

高血圧はその原因によって本態性高血圧二次性高血圧の2種類に分けられます。

本態性高血圧の原因

高血圧症の人の多くが本態性高血圧となり、原因は特定されていなく詳しい仕組み等も明らかにはなってはいません。

遺伝性が多少なり関係していると考えられていますが、食事や生活習慣などが長年積み重なって要因になっている場合が多いと考えられ日本の代表的な生活習慣病になります。

本態性高血圧の要因になり得る要素としては以下のようなものが挙げられます。
  • 食事
  • 塩分の摂り過ぎ
  • アルコールの摂り過ぎ
  • 肥満
  • 運動不足
  • 喫煙
  • ストレス

食事

食生活において栄養のバランスの乱れが高血圧の要因になると考えられ、脂肪の摂り過ぎは血中コレステロールのバランスが崩れることで動脈硬化の原因になり、後々の高血圧の原因となります。

また、糖分の摂り過ぎは糖尿病や肥満の原因となり、ビタミンやミネラルを適切に摂取できていないと血液がドロドロになってしまい、やはり動脈硬化の要因になります。

塩分の摂り過ぎ

塩分を摂り過ぎると血管の中に多くの水分が引き込まれてしまうため、血圧が上昇すると考えられています。またカリウムなど他のミネラルとのバランスも大切です。

お酒(アルコール)

アルコールを分解する能力には個人差も大きく、アルコールを飲んでも直ぐに血圧が上昇するわけではありません。

しかし、多量のアルコールを長年(習慣的)摂り続けていると糖尿病や他の循環器病の有病率も高く、高血圧となりやすいという統計が報告されています。

肥満・運動不足

肥満の方や習慣的に運動不足の方などでは高血圧になる傾向にあります。肥満になると糖尿病や高コレステロール血症等の関連から動脈硬化が起こりやすくなります。

適度な運動はストレスを軽減して血管を拡張させたり、心肺機能や自律神経の働きを安定させる作用があると言われています。

喫煙

喫煙は末梢神経を収縮させて一時的に血圧の上昇を招くうえ、動脈硬化の原因になると考えられています。

ストレス

「ストレスを受け続ける」「緊張状態が続く」などの場合、交感神経系の作用によって末梢血管が収縮し血圧が上がりやすいと考えられています。

また、このような状態が続くと自律神経のバランスが崩れるため、血圧の変化を招きやすいと言われています。

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二次性高血圧の原因

二次性高血圧とは明らかに他の疾患が原因となって高血圧となっているものです。二次性高血圧の原因疾患として多いものには以下のようなものがあります。
  • 腎臓病
  • ホルモン異常

腎臓病

腎臓は細かな血管から形成される臓器となり、血液中の老廃物や水分を排泄し、血液を浄化するとともに血液の水分量を調節する臓器です。

腎臓病になると、この機能が上手く働かずに血圧が上昇するケースや腎臓の血管が細くなることで血流が滞り、血圧上昇する場合があります。

前者は腎実質性高血圧症(腎性高血圧症)と呼ばれるもので糸球体腎炎・水腎症・腎盂炎・腎硬化症などにより高血圧となります。後者には腎血管性高血圧症と呼ばれるもので腎動脈狭窄症が主な原因疾患になります。

ホルモン異常

全身に血流を上手く循環させるために血圧はホルモンによって適切な血圧が維持されるように調整されています。このホルモンの分泌が上手くされないことで高血圧が引き起こされることがあります。

代表的なものとしては原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫などが知られています。

高血圧と動脈硬化

動脈硬化症とは動脈の内側に脂肪が蓄積して血管の壁が厚くなったり、固くなることで血管本来の働き(柔らかく血液を受け止めて押し流す)が不十分になることです。

動脈硬化自体は無症状なのですが動脈で栄養されるはずの臓器が機能を果たせなくなったり、固くなった血管の壁が壊れることで血栓が飛ぶことで様々な症状が起こります。

高血圧と動脈硬化症の関係

血圧が高くなるかどうかには心臓が血を押し出す力と血管の柔らかさが関係しています。硬い血管になるほど心臓から押し出された血液を柔らかく受け止めることができないため、血圧が高くなりやすく動脈硬化が進行する原因となります。

また、血圧が高いと血液の圧力で血管が傷つきやすいため、高血圧だと動脈硬化が進みやすいという悪循環に陥りやすくなるのです。

怖い動脈硬化症

日本人の死因の多くを占める脳血管障害(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)や冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)が代表的なです。

動脈硬化が進んだ血管は破れやすく血管の内側は凸凹となり、血栓などができやすく高血圧になるとどの刺激によって血管が破れたり血栓が飛んだりします。

血管内に積もった脂肪は粥状(じゅくじょう)という状態にあり、それ自体が剥がれて血管に詰まること(塞栓)もあります。

このような血管障害による突然死が、高血圧や動脈硬化症の最も怖いところになります。

脳内で血管が破れると脳出血やくも膜下出血となり、また脳や首の動脈にある血栓が剥がれて飛ぶと脳の細い血管が詰まり脳梗塞となります。

また、冠動脈とは心臓の周囲を取り囲み心臓に酸素や栄養を送っている血管ですがこれが細くなったり、血栓が飛んで詰まると心筋梗塞や狭心症を発症します。

大動脈などの大きな血管障害としては大動脈瘤や大動脈解離があり、無症状のまま進行し突然死の危険性がある病気の一つです。

その他の血管障害としては腎臓病を起こしやすくなりますし、手足の潰瘍を起こしたりすることもあります。

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高血圧の症状

高血圧の症状として一般によくあるものとしては、以下のようなものがあります。
  • 自覚症状なし
  • めまい、立ちくらみ
  • 頭痛、肩こり、耳鳴り
  • 胸の痛み
  • 動悸、息切れ、むくみ、足の痛みやしびれ
  • のぼせ・ほてり・発汗
これらの症状は高血圧に限られるものではなく、症状には個人差が様々です。

自覚症状がない場合も多い

高血圧症の多くはゆっくりと年単位で高血圧になっていきます。人間の体は緩やかな変化に対して慣れる傾向にあるため、高血圧になっても自覚症状がないという人が多くなります。

症状がないので放置する人が見られますが、これは大変に危険なことで高血圧の最も怖い一面だと言えます。

血圧が高いままに治療せずにして置くと血管や心臓にどんどん負担がかかり、
  • 脳血管障害(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血など)
  • 冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)
  • 循環器疾患(心不全や大動脈瘤・大動脈解離など)
以上のような疾患に繋がりやすくなります。

注意したい高血圧の症状

先ほど挙げた症状の中でもとくに気を付けたい症状について説明していきます。

頭痛・肩こり・耳鳴り

頭痛・肩こり・耳鳴りなどは、脳や首の血管が弱ってきている時や脳や首の血管に負担がかかっている時に起こりやすい症状となり、時にはすでに小さな脳梗塞を起こしていることがあるので要注意です。

さらにこれらの症状に加えて吐き気・体のしびれや麻痺・呂律不調(ろれつが回りにくい)の症状がある時には早めに医療機関を受診することが勧められます。

また、心筋梗塞や狭心症では胸が痛むのではなく、肩こりや首の痛みとして症状が現れることもあります。

めまい・立ちくらみ

めまいや立くらみは血圧の変化に血管や体(特に脳や心臓)が対応できなくなっている場合に起こることがあります。脳の血管にとても負担がかかり、既に血管に異常が起きている可能性があります。これらは心不全が起きているような場合にみられる症状です。

胸の痛み

胸の痛みは心筋梗塞や狭心症・大動脈瘤・大動脈解離・心不全など命に関わる病気の兆候の可能性があります。とくに短期間に痛みを繰り返すような場合は、できるだけ早く医師の診察を受けるのが望ましいでしょう。

動悸・息切れ・むくみ・足の痛みやしびれ

心不全が進行した場合にみられる症状です。早めの受診が勧められています。

のぼせ・ほてり・発汗

ある年代の女性はこのような症状に聞き覚えがあるかもしれませんが、これらの症状でよく混同されやすいのは更年期障害です。ここで気を付けなければいけないのは更年期障害(加齢による性ホルモンバランスの乱れ)によって高血圧となりやすいということです。

そして更年期障害は女性だけでなく男性にも起こりえますので中年期以降では誰でも注意したい症状となります。

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高血圧から起こる合併症

高血圧が合併症の誘因となるのは主に以下のような機序によります。
  • 血圧が高いと血管に負担がかかるため、動脈硬化や血管の変形が進むこと。また、それによって血管が細くなったり、詰まりやすくなったり、もろくなること。
  • 血圧が上がることでもろい血管や変形した血管が破たんすること。
  • 慢性的に心臓に負担がかかること。

脳血管障害

上記の機序が脳の血管や頸動脈に働いた場合に起こる合併症が脳血管障害になります。脳血管障害の主なものには脳出血・脳梗塞・くも膜下出血などがあります。

慢性的な高血圧や動脈硬化によって血管がもろくなったり、変形し、さらにそこに血圧がかかることで血管が破れたり、血栓が飛んで詰まるなどの症状が考えられます。

先天的に脳の血管に奇形がある場合、高い血圧で負担がかかるとことで血管が破れやすくなります。脳血管障害では突然死や発症後に麻痺などの後遺症が残ることも少なくないため、早いうちに血圧を適正に保つなどの予防が重要です。

心臓・血管障害

心筋梗塞や狭心症は上記のような機序が冠動脈に働いた場合に起こりやすい合併症になります。

冠動脈とは心臓に酸素や栄養素を送る血管ですが、これが詰まると心臓の筋肉が酸欠状態になって狭心症となり、さらに心筋が壊死してしまうことで心筋梗塞になります。

また、太くて主要な動脈の病気としては大動脈瘤や大動脈解離があり、心筋梗塞とともに突然死を起こしやすい疾患です。心臓への負担が続くと心臓の筋肉が徐々に厚みを増し硬くなっていき心不全に繋がることがあります。

腎臓病

腎臓の血流が悪くなり、腎臓が硬くなって(腎硬化症)機能を果たせなくなります。腎臓の血流が減ると血流を増やそうと腎臓から血圧を上げる物質が分泌されるため、さらに高血圧になるという悪循環に陥りやすくなります。

眼底出血

目の毛細血管は眼球に栄養を供給する役目を果たしています。この毛細血管は高血圧や動脈硬化の影響を受けやすい血管になります。

目の血管の動脈硬化が進むと高血圧で破れやすくなり、眼底出血を起こすことがあり、出血が酷い場合や繰り返していると失明する恐れがあります。

高血圧症を合併しやすい病気

これまで解説したこととは逆に合併症として高血圧を発症しやすい病気があります。
  • 糖尿病
  • 腎臓病
  • 脂質異常症、高脂血症
  • メタボリックシンドローム、肥満
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 痛風、高尿酸血症

糖尿病

糖尿病では動脈硬化が進みやすいうえ、カリウムの調節不良や高血糖による血液浸透圧の上昇などが高血圧を発症しやすくなります。また糖尿病では腎臓障害を起こしやすいため、ここからも高血圧を起こしやすいことがわかります

腎臓病・痛風・高尿酸血症

腎炎・糖尿病性腎症・腎動脈狭窄症などが高血圧に繋がりやすいことで知られています。

腎臓はレニン=アンジオテンシン系と呼ばれる血圧を調節するホルモンの分泌を司っていて、腎臓の血流が不足すると血圧を上げようとする調節機構が働きます。

また、痛風は尿酸が蓄積することで関節などの炎症を起こす病気です。痛風や高尿酸血症になると腎臓が障害されやすく、将来的に高血圧の原因となり得ます。

脂質異常症・高脂血症・メタボリックシンドローム・肥満

脂質異常症や高脂血症になると動脈硬化が進みやすいことが多く、高血圧に繋がりやすくなります。

メタボリックシンドロームや肥満では高脂血症や糖尿病になりやすいため、やはり動脈硬化を起こしやすく、これが高血圧に繋がる原因となります。

睡眠時無呼吸症候群

健康な人でも血圧や脈拍は呼吸や体が酸素を求めている量と関連して値が変化しています。

睡眠時無呼吸症候群になると睡眠中に数秒から数十秒の呼吸停止とそれによる低酸素状態を繰り返します。この呼吸停止の際に血圧が大きく上昇する例が多くみられます。

そのため睡眠時無呼吸症候群の人では夜間高血圧や早朝高血圧となることが多く、そこから脳血管障害や冠動脈疾患などによる突然死や慢性的な高血圧になりやすいことがわかっています。

睡眠時無呼吸症候群は自覚症状に乏しかったり、症状はいびきや眠気だけといった場合も多いため一見軽く見られることもありますが、血圧の変動を来しやすく実は怖い病気なのです。

気道の閉塞をなくしたり、夜間だけ人工呼吸器で呼吸をサポートするなどの治療で血圧もコントロールされやすいので呼吸に対しての早めの治療が勧められています。

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高血圧の薬(降圧剤)・副作用

高血圧症で処方される薬は血圧を下げる降圧剤と呼ばれるお薬になります。降圧剤は薬の作用の仕方によっていくつかの種類があり、主な降圧剤には以下のようなものがあります。
  • Ca拮抗薬(カルシウム拮抗薬)
  • ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)
  • ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)
  • 降圧利尿薬
以上が治療の初期に選択される第一選択薬です。

他の種類のものとしては以下のようなものもあります。
  • β遮断薬
  • α遮断薬
  • 血管拡張薬
上記の薬は血圧を下げることを主目的にしたものです。

但し、動脈硬化が進んでいる方、若しくは高脂血症や心疾患などの血圧に影響する疾患がある場合、降圧剤以外の薬剤が処方されることがあります。

降圧剤の副作用

降圧剤の主目的は高すぎる血圧を下げることですが、その一方で血圧が下がり過ぎることが怖い副作用の一つとして挙げられます。

また、高血圧の状態に体が慣れてしまっている高血圧症の方では適正血圧であっても体にとっては血圧が下がった状態となることで低血圧の症状(めまい、たちくらみ、頭痛、気分不良など)が現われることがあります。

高齢者において降圧剤によって血圧が下がり、脳の血流が下がることで認知症が悪化するのではという話がありますが、認知症には様々な要素が関係していて十分な結論に至るほどにはまだ研究が進んでいません。

Ca拮抗薬

Ca拮抗薬は血圧を下げる作用が強く低血圧の症状が出やすい特徴があり、また血圧が下がると脈が速くなり、動悸がすることがあります。

この薬剤を分解する酵素とグレープフルーツの成分が拮抗するためにグレープフルーツやその果汁を含む食品やジュースを摂取すると薬の分解が遅れて低血圧になることがあります。

グレープフルーツの効果は数日残るのでこの薬剤を処方されている期間は基本的にグレープフルーツやその果汁は摂取しないよう指導されます。

ACE阻害薬

かなり高頻度な副作用に空咳があり、咳が出た時は直ぐに薬剤の変更を検討されます。また腎機能が低下するおそれがあり、浮腫・むくみには注意が必要です。

ARB

一般的にACE阻害薬よりも副作用が少ないとされていますが、腎機能が低下する可能性があります。

利尿剤

内服後は一時的に尿量が増えてトイレが近くなります。そのため自分で内服時間を変えたり、中断すると薬の効果が得られないことがありますので生活のリズムに合わせて内服時間を医師と相談することが好ましいです。

α阻害薬

起立性低血圧・立ちくらみがよく起こるとされていますが、症状はだんだんと慣れてくるようです。

β阻害薬

代表的な副作用として徐脈(脈拍がゆっくりになる)やこのための意識消失があります。また心不全や気管支喘息・低血糖など重篤な副作用があることが知られています。

血管拡張薬

新しい薬の開発とともに使用頻度は減っている薬ですが、血管を広げるため副作用としては立ちくらみや頭痛などが起きやすいです。また動機や頻脈や浮腫なども起こりやすいとされています。

降圧剤を内服する時の注意

医師と症状や血圧を相談する

医師は降圧剤を使用するときに目標血圧を設定しています。高血圧の治療時には家庭や日常生活での血圧を参考にしています。

一日に数回、時間を決めてなるべく同じ条件で血圧測定し、変化を医師と相談し続けることが勧められます。

また、血圧を薬で下げるということはそれだけで体に大きな変化をもたらすことなので内服開始後や薬剤の変更後、症状が現われたら早めに医師に相談しておきましょう。

内服時間を守る

一日を通すと血圧値は常に変化しているため、その変化が適正な範囲に収まるよう医師は内服薬の処方を考えています。なるべく決められた時間に内服することが好ましいです。

飲み忘れに気付いた時はできるだけ早く内服するのが基本ですが、1日に数回内服回数がある人は次の内服時間までの間隔を開け、一気に内服しないようにしましょう。

食べ合わせ

Ca拮抗剤ではグレープフルーツ(とその果汁を含む)は禁忌ですが、ほかの薬剤では関係ありませんので医師や薬剤師に薬の種類を確認しておきましょう。

納豆との薬の食べ合わせを気にする方もいますが、降圧剤と納豆では相互作用はありません。

但し、動脈硬化や高血圧以外の心疾患を持っている人ではワーファリンという薬を降圧剤とともに処方されている場合には納豆等の食品が禁忌になります。処方された薬の種類や副作用・内服時間・食べ合わせなど、医師や薬剤師・看護師に確認するのが適切です。

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二次性高血圧

高血圧症の原因とされる他の疾患が明確であるものを二次性高血圧と呼びます。二次性高血圧の治療は血圧のコントロールだけでなく、原因とされる病気自体の治療が欠かせません。

高血圧の原因となる病気がないかどうか、つまり二次性高血圧かどうかを調べる検査が必要になります。

二次性高血圧をは発症原因となる疾患

二次性高血圧の原因疾患としては主なものには大きく以下の疾患があげられます。

腎臓病

糸球体腎炎・水腎症・腎盂炎・腎硬化症・腎動脈狭窄症など

ホルモン異常

原発性アルドステロン症・クッシング症候群・褐色細胞腫など

二次性高血圧の検査

二次性高血圧の検査ではスクリーニング検査からはじまり、詳細な検査として臓器障害や二次性高血圧の検査を行います。

スクリーニング検査

スクリーニング検査とは高血圧が疑われる人に行われる一般的な検査となり、高血圧の程度や合併症の有無を調べます。比較的、単純で苦痛や費用の負担の少ない検査が主に行われ主な内容は以下のとおりです。

問診

生活習慣・食習慣・家族に高血圧や循環器・脳血管障害の人がいないかなど

身長・体重

肥満度の確認

胸部レントゲン

心不全の有無や二次性高血圧の鑑別

心電図

虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)の有無

血液検査

高脂血症・動脈硬化・腎臓病・糖尿病・痛風などの有無

尿検査

腎臓病・糖尿病などの有無

内分泌検査(ホルモンに関する検査)

レニン活性・アルドステロン濃度などの項目により二次性高血圧の鑑別

眼底検査

網膜症・糖尿病

臓器障害の評価検査

上記のスクリーニング検査で問題がある場合、高血圧による臓器への影響を知るため、以下の検査が行われます。

心臓超音波検査

心臓の動きや心不全の有無、弁膜疾患の有無など

頸動脈超音波検査

頸動脈の動脈硬化の有無・血流量など

尿たんぱく定量検査

腎臓病など

尿中微量アルブミン

糖尿病、腎臓病

この他にCTなどの画像検査や詳細な心電図などがスクリーニング検査の結果も踏まえて行われます。

二次性高血圧の更に詳しい検査

これまでの検査で異常が見つかり、二次性高血圧が疑われる場合にはさら詳しい検査が行われます。

腎臓病への検査

詳細な血液や尿検査、腎臓超音波、CT、腎生検などが行われます。腎障害が考えられる場合、糖尿病や痛風についての詳しい検査も行います(主に血液検査や尿検査など)。

ホルモン異常に対しての検査

分泌に関する異常がみられる場合、ホルモンの主催な検査が行われます。

二次性高血圧において褐色細胞腫という病気があります。褐色細胞腫は腫瘍が発生することで血圧を上昇させるホルモンが必要以上に多く分泌されて高血圧になる病気です。

褐色細胞腫ではノルアドレナリンやアドレナリン及び、その2次的物質が増加しますので血液検査・尿検査が行われることが多くなります。

また、原発性アルドステロン症では血中アルドステロンや血中レニンの測定が行われ、クッシング症候群についてはACTH(副腎皮質刺激ホルモン)やコルチゾールの測定などが行われます。

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本態性高血圧

高血圧の原因になるような他の病気(腎臓病やホルモンの異常など)がない高血圧症は本態性高血圧と呼ばれています。本態性とは原因がわからない・特定できないという意味になります。

本態性高血圧の割合は高血圧の約9割に及ぶとされ、高齢化が進みメタボリックシンドロームが増えている現代では、日本の生活習慣病の代表格とされます。

国内において60歳代以上での高血圧の割合が6割以上となり、脳血管障害や心臓疾患に繋がりやすいため、非常に問題視されている病気の一つなのです。

本態性高血圧の原因

原因が特定できないとされる本態性高血圧ですが、主な原因として考えられているのが遺伝性の他、環境(生活習慣)の影響が大きいと言われています。

日本人で言われる本態性高血圧の原因になり得る生活習慣で主なものには以下のようなものがあります。
  • 塩分の過剰摂取
  • 食生活の変化(糖分や肉類からの脂質摂取の増加、栄養バランスの乱れ)
  • 運動習慣の減少
  • 肥満、メタボリックシンドローム
  • 多量の飲酒習慣
  • 喫煙
  • ストレス

本態性高血圧の治療

血圧を下げる作用のある降圧剤を使って正常域血圧を目標にして血圧をコントロールします(血圧の目標値は、年齢や薬の効き方などその人によって異なります)。

また、先ほど挙げた原因になり得る生活習慣に対しての是正も同時に行います。

本態性高血圧の対策と予防

先ほど挙げたような本態性高血圧の原因になる生活習慣の是正は本態性高血圧の予防策として有用だと考えられています。

減塩して栄養バランスの良い食事をとり、適度な運動を習慣にして肥満を避け、嗜好品は自制しつつ過度のストレスは避けるというのが最も理想的な生活、とも言うことができます。

ここでとても大切だとされる減塩について少し具体的な説明をあげておきます。

減塩とカリウム摂取

塩分を摂りすぎるとナトリウムが水分を引き込むために体に水分が溜まって循環血液量が増え、血圧を上げる働きをします。日本人では1日平均12gの塩分を摂取していると言われていますが、これは諸外国と比べて多い量となっています。

既に高血圧の人で高血圧の治療・対策としては1日の塩分摂取量の目標は6g、高血圧でない人が予防策として減塩する場合の目標は10g程度です。

食塩以外の味噌・醤油ほかの調味料にも塩分は含まれますし、加工食品にも多く塩分が含まれるので注意が必要です。また減塩と併せて取り組みたいのがカリウムを意識して摂取することです。

カリウムはほうれん草など野菜類、バナナ・リンゴなど果物、納豆、魚類などに多く含まれますが、ナトリウムとバランスをとって排泄させるように働くため血圧を下げる働きがあります。

尚、カリウムは腎臓で排泄されますが蓄積すると過剰症となる恐れがあるため、腎臓疾患がある人は医師と相談が必要です。

白衣高血圧

白衣高血圧(白衣現象)とは診察室血圧では高血圧となるものの診察室外の血圧が正常値(収縮期血圧(最高血圧)140mmHg未満かつ拡張期血圧(最低血圧)90mmHg未満)の状態を指し、白衣高血圧は白衣現象とも呼ばれます。

実際に高血圧で治療中の人でも家庭血圧と比べて診察室血圧が高い場合があり、この場合は治療中白衣高血圧として区別されます。

普段の日常生活では血圧は正常値ですが、白衣を見たり診察室に来るという緊張状態によって血圧が上昇するという状態です。これとは逆に診察室血圧が低い場合を仮面高血圧と診断されます。

仮面高血圧の場合は家庭血圧を目安として治療が行われますが、この中には早朝高血圧・昼間高血圧(ストレス下高血圧)・夜間高血圧などが含まれます。

白衣高血圧は何が問題か

白衣高血圧であっても家庭血圧が正常値である場合、必ずしも急いで治療をする必要はありません。

しかし、白衣での緊張で血圧が上昇するということは他のストレスや緊張状態でも血圧が上昇したり、血管や循環器に負担がかかっているということが考えられます。

このため、血圧が継続的に正常な人と白衣高血圧の人を比較すると白衣高血圧の人が高血圧に移行したり、他の循環器病になるリスクが高くなることが考えられます。

特に家庭血圧が正常域でも高値の人(収縮期血圧130~139mmHgかつ/または拡張期血圧85~89mmHg)やメタボリックシンドロームの人では高くなるとのことです。

また、白衣高血圧の人は糖尿病リスクが高いことが知られていて白衣高血圧の人は高齢者ほど頻度が高く、高齢化が進んでいる現状では白衣高血圧がよく見られるようになるようです。

白衣高血圧の治療・対処

白衣高血圧は診察室外の血圧(主に家庭血圧)を目安にして対応されます。

家庭血圧が正常域血圧である場合、血圧を下げる治療の必要はありませんが本当の高血圧症にならないか、他の循環器病を発症しないか血圧測定を続けて経過観察し続けます。

治療中白衣高血圧の場合は他の高血圧症と同様に治療を継続します。

白衣高血圧は緊張状態によって起こるとされ、白衣高血圧を起こしやすい緊張症にインデラルが有用であるとしているサイトなどもありますが、一般的には治療の初期にはほとんど使われません。

インデラルはβブロッカーという交感神経系を抑制する薬剤で脈拍が落ちるなどの強い副作用が出ることもがあり、専門医でも使い方が難しい薬だとされています。

そのため高血圧治療ガイドラインでもインデラルなどのβブロッカーは高血圧症のみの治療の第一選択薬にはされていません。

白衣高血圧への対処としては家庭や仕事など一日の流れの中での血圧の変化を知ることと、本当の高血圧になりやすいことから減塩・栄養バランスのとれた食事・規則正しい生活・ストレスの軽減・禁煙など、生活習慣を見直すことが大切です。

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早朝高血圧

早朝高血圧とは、診察室で測定した血圧が140/90mmHg未満であるのに朝起きて直ぐに測定した家庭血圧の平均が135/85mmHg以上となる場合を指ます。

早朝高血圧は仮面高血圧の一種で仮面高血圧とは診察室では血圧は正常域ですが、診察室以外の家庭などでの血圧が高いものを指します。仮面高血圧は家庭用の血圧測定や24時間の測定などから発見されることが多くなります。

仮面高血圧とは「診察室では正常の仮面をかぶって隠れている」という意味ですが既にに降圧剤を服用し、治療をしている人でも早朝高血圧がみられる場合があります。

早朝高血圧ではその血圧の変動がもとになって脳血管障害や冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)などのリスクが高まることが考えられます。

早朝高血圧の原因

健常な人でも眠っている時に下がった血圧は起床にかけて徐々に上昇していきます。早朝高血圧の人はこの上昇カーブが急な場合や夜に血圧が下がらない場合があります。

そのため早朝高血圧は血圧を調節する自立神経系やレニン・アンジオテンシン系のホルモンの調節が上手く機能しないことが原因の一つだと考えられます。

主な要因は長年の不規則な生活習慣や加齢などが考えられています。

とくに睡眠時無呼吸症候群では睡眠中の血圧が無呼吸とともに上昇しやすくなり、また心不全の人では循環血液量が増える夜間の血圧が上がりやすい場合があります。

早朝高血圧の症状

早朝高血圧では朝方や起床時・午前中などに高血圧の症状が出ることがあります。高血圧の症状として一般によくあるものとしては、以下のようなものがあります。
  • のぼせ・ほてり
  • めまい・立ちくらみ
  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • 動悸

早朝高血圧の治療

早朝高血圧の原因が自律神経系の不調やレニン・アンジオテンシン系などのホルモンの不調と考えられていますので降圧剤もそこに効きやすい種類のものから処方されることが多いです。

また、降圧剤の内服は通常は朝1回になることが多いのですが、血圧のサイクルに合わせて夜に内服にしたり、朝夕の内服にして1日の血圧の変動を抑えたり、長時間作用のものが選ばれたりします。

そもそも高血圧には生活習慣の影響が大きいと考えられているので生活習慣を整えることは降圧剤の処方とともに欠かせない治療です。

塩分制限や食生活の改善とともに自律神経系を整えるためにも規則的な生活を過ごすことが大切だと言われています。睡眠時無呼吸症候群のように高血圧の因となる疾患がある場合はそちらの治療も同時に行います。

妊娠高血圧

妊娠高血圧とは妊娠してから高血圧になる状態を指します。

以前は妊娠中毒症と呼ばれていたものと同じ病気となり、妊娠してから妊婦さんに高血圧・タンパク尿・浮腫が認められと妊娠中毒症と診断されていました。

詳しくその病態が明らかになって来たことから高血圧が病気の最も問題になる点だとわかり、2005年から正式に妊娠高血圧症候群と呼ばれるようになりました。

妊娠高血圧症候群の症状

妊娠高血圧と診断される症状や気を付けたい症状などを以下に挙げていきます。

高血圧とは最高血圧(収縮期血圧・上の血圧)が140mmHg以上、または最低血圧(拡張期血圧・下の血圧)が90mmHg以上の数値となります。

妊娠前は血圧に問題はなく、妊娠してから血圧が上がった場合を指し、高血圧だけで他の症状を伴わない場合を妊娠高血圧症となります。

尚、妊娠高血圧症候群は妊娠後期の妊娠32週以降に発症することが多いのですが、それよりも早期に発症すると重症になりやすく、合併症も起こりやすいと言われています。

尿中にタンパクが1日で0.3g以上確認されるとタンパク尿となり、妊娠後に高血圧とタンパク尿とを伴う場合を妊娠高血圧性腎症と呼びます。

また、高血圧を伴わない場合、妊娠タンパク尿と呼ばれますが産後でも残る場合には妊婦さんが元々持っていたと考えられています。
浮腫(むくみ)
浮腫は妊婦さんの約3割ほどに起こり、浮腫だけ起きて高血圧を伴わない場合には妊娠浮腫と呼ばれます。

現在、妊娠高血圧症候群の診断基準としては外されていますが、寝て朝起きても浮腫が取れない場合や急激に体重が増える場合には注意が必要です。
妊婦さんへの影響
重症になると子癇という痙攣(けいれん)発作や脳出血・肝障害・腎障害・HELLP症候群(赤血球が壊れて肝障害や血小板減少などが起こる)などに発展する場合があり、母子ともに命の危険が考えられる場合、緊急帝王切開となることがあります。

また、重症の妊娠高血圧症候群や妊娠高血圧腎症になると産後の回復が遅れやすく、産後に高血圧や肝障害・腎障害が残って回復に時間を要するケースがあります。
赤ちゃんへの影響
赤ちゃんの発育不良・出産前に胎盤が剥がれる胎盤早期剥離、また赤ちゃんの状態が悪くなると最悪の場合、死亡する可能性もあるので注意が必要です。

妊娠高血圧の原因・なりやすい人

原因は明らかにはなってはいませんが妊娠高血圧になりやすい人には以下のような素因が考えられています。
  • 35歳以上の初産婦
  • 初産婦
  • 初産で妊娠高血圧になった人
  • 血縁者に妊娠高血圧の人がいる人
  • もともと血圧が高めの人
  • 肥満

妊娠高血圧の治療

赤ちゃんへの影響等があるので使える薬品も限られます。基本的には定期検診でできるだけ早期に発見して食事のカロリーや塩分を制限することを中心に治療が勧められます。

極端に血圧が高い場合には血圧を下げるお薬を使う場合もあります。

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肺高血圧症

肺高血圧とは心臓から送り出された血液は全身で酸素を消費した後、心臓の右側(右心房・右心室)に戻り、そこから肺動脈を通って肺に送られ酸素を補給します。この際、肺に血液を送り込む肺動脈の血圧が高い状態を肺高血圧と呼びます。

肺動脈の血圧は通常では20/10mmHg(平均15mmHg)ですが、この平均の肺動脈圧が25mmHg以上の場合には肺高血圧症と診断されます。

肺高血圧症の症状

肺高血圧症では肺への血液の運搬が上手くいかなくなるため、血液への酸素の補給に障害が生じます。

そのため症状としては息切れ・動悸・胸の痛み・倦怠感などがあり、初期や軽度ではあまり症状がありませんが、進行してくると体を動かすだけで症状が現れるようになります。

さらに進行すると労作時にめまいや失神、安静時でも呼吸困難や息切れが現れるようになります。また肺高血圧の状態が長く続くと右心不全にまで進行し、浮腫(むくみ)、胸水・腹水などの症状が出ることがあります。

肺高血圧症の原因

肺高血圧の原因は様々ですが肺高血圧症治療ガイドラインでは5つに分類されています。
  • 第1群:肺動脈性肺高血圧症(PAH)
  • 第2群:左心系疾患に伴う肺高血圧症
  • 第3群:呼吸器疾患および/または低酸素血症に由来する肺高血圧症
  • 第4群:慢性血栓塞栓性肺高血圧症
  • 第5群:詳細不明な多くの因子のメカニズムに伴う肺高血圧症

肺動脈性肺高血圧症(PAH)

肺動脈が狭くなったり硬くなるため、肺動脈の血圧が上がる肺高血圧症です。原因としては原因不明(特発性)の場合・遺伝・薬物・毒物・他の全身性疾患(一部の先天性の心疾患やHIV感染など)があります。

原因不明なものには膠原病に伴う肺高血圧症がありますが、比較的若い年齢の女性の発症が多くみられます。

左心性心疾患に伴う肺高血圧

肺動脈を経て肺で酸素を補給された血液は心臓の左心房・左心室を通って全身へと送られます。

左心室は強い力で全身に血液を送る心臓の部屋の一つですが、この部位の働きが上手くいかないと圧力が高くなり、手前の肺動脈の血圧も上がってしまいます。

肺高血圧に繋がる左心性疾患では左心室の収縮不全や拡張不全・心臓の弁膜疾患・一部の先天性心疾患などがあります。

呼吸器疾患・低酸素血症に伴う肺高血圧症

呼吸器疾患により慢性的に低酸素状態になると肺の血流が上手くいかなくなり、肺高血圧症に進行していくことがあります。

慢性血栓塞栓性肺高血圧症

肺動脈に血栓が発生して詰まることで肺動脈圧が上昇するものです。

詳細不明の因子によるもの

血液疾患やサルコイドーシスなどの全身性疾患・代謝疾患などに続いて起こる肺高血圧症があります。

肺高血圧症の治療

原因が明らかである場合にはその治療を行います。

肺動脈圧の上昇に対しては肺動脈を広げて肺動脈圧を下げる薬剤を使用したり、血流を減らして血管の負担を軽くするため、利尿剤を使用する場合があります。

肺動脈の狭窄や先天性の心臓の異常・血栓症などの場合は、手術に治療をすることができる場合があります。また息切れや胸痛といった症状に対しては心身の安静を第一として酸素療法などの治療が行われます。

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腎血管性高血圧

腎血管性高血圧とは腎臓に入る血管(腎動脈)が細くなることで血流が滞り、血圧を上げるホルモンが多く分泌され血圧が上がる状態を指します。

腎血管性高血圧の原因

腎動脈が細くなる原因として最も多いのは動脈硬化となり、比較的に高齢者に多いのが特徴です。一方、若年層では線維筋性異形成(若い女性によく起こる、血管に異常を来す疾患)による原因が多くなります。

その他には大動脈炎症候群・先天性の動脈の奇形・大動脈解離・血栓・塞栓・外からの圧迫などがあります。

腎血管性高血圧の診断

腎血管性高血圧の最終的な診断は画像診断で腎動脈の異常を見つけることができます。

よく使われる画像検査としては超音波・CT・血管造影・MRIなどがあり、他にはドップラー検査で血流の異常が確認することがあります。

また、血液検査ではレニンやアルドステロンの濃度の上昇・レニン活性の上昇・高ナトリウム・低カリウムなどから確認できます。カプトプリル負荷試験ではカプトプリルを服用した後にレニン値の上昇が見られます。

腎血管性高血圧の症状

自覚症状には乏しい場合が多く、比較的若い人で急な血圧上昇が見られると腎血管性高血圧を発症している場合も少なくありません。なかなか治療効果が認められない場合や治療で腎機能が悪化するようなら腎血管性高血圧を疑います。

腎血管性高血圧の治療

薬物療法での血圧のコントロール(対症療法)や手術での血管治療(根本治療)があります。

薬物療法は他の高血圧と同様に降圧剤を使用しますが、特にレニン・アンジオテンシン系を抑えるためにアンジオテンシン変換酵素阻害薬やアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬等がよく使われます。

手術での根治が見込める場合、カテーテルを使用してバルーンやステントで血管を拡張する血管形成術が手術による合併症の危険が小さい方法となります。

高血圧性脳症

高血圧性脳症とは高度な血圧上昇や急激な血圧上昇が原因で脳の血流を調節する働きが間に合わなくなり、脳浮腫を起こす状態を指します。

高血圧性脳症の原因としては高度でコントロールされていない高血圧・腎障害・妊娠高血圧(子癇)・膠原病・褐色細胞腫・薬物の中毒や副作用などが挙げられています。

緊急性が高いのですが症例数は少なく、大規模な臨床研究があまり進んでおらず、定義や診断基準が確立されていない面があります。

画像所見ではMRIで頭頂部~後頭葉の白質に脳浮腫(脳のむくみ・腫れ)が見られます。緊急時に活用しやすいCTだけでは細部の変化が発見されにくいこともありますが、脳浮腫のみで出血や脳梗塞はありません。

高血圧性脳症の症状

高血圧性脳症では以下のような症状がみられることが多いとされています。
  • 高度もしくは急激な血圧の上昇(もともと高血圧がない人では最高血圧は160mmHg程度でも発症の可能性がる)、最低血圧は110mmHg以上のことが多い。
  • 頭痛
  • 吐き気、嘔吐
  • けいれん
  • 意識障害
  • 視覚障害

高血圧性脳症の治療

高血圧性脳症は高血圧緊急症の一つとされていて発症からできるだけ迅速に血圧を下げる治療が優先されます。早期に血圧を調節しないと脳浮腫が進んで脳出血を起こしたり、高血圧のために心不全や腎不全を起こして命に関わることもあります。

一方、脳内の血圧を調節する仕組みが破たんしていることからあまりに急激な降圧では脳の血流不足になることがあるため、最初は持続的に血圧測定をしながら点滴で調節することが推奨されています。

発症当初は脳圧が上がるような刺激を避けることも重要で安静を保持したり痙攣(けいれん)や嘔吐を止めたりすることが大切になります。

プレス(PRES=可逆性白質脳症)

プレス(可逆性白質脳症)とは後頭葉の白質に可逆性(治療により元に戻り得ること)の病変(脳浮腫)を生ずる病気となり、頭痛を主訴とします。

後頭葉白質の病変はプレスに特徴的なMRI所見です。プレスは背景となる疾患などにより、血管の細胞や脳の血管のバリア機能が壊れたところに高血圧が加わることで発症すると言われています。

プレスを引き起こす要因としては高血圧・腎障害・子癇・肝不全・膠原病・血液腫瘍・褐色細胞腫・薬剤の影響などが考えられています。

治療では高血圧の管理を速やかに行うとともに背景となる要因を治療することで病変の改善が期待されます。けいれんを同時に起こしている場合にはけいれん発作の治療も必要とされています。

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高血圧と食べ物の関係

高血圧の多くは原因がはっきりしない本態性高血圧になるのですが、主な原因として長年の生活習慣が考えられます。

生活習慣の中でもとくに食生活・食習慣は高血圧の大きな要因となり得ます。

高血圧症では避けたい食品・栄養

塩分の摂り過ぎ

よく塩分の摂り過ぎは高血圧のもとになると言われますが、日本人の平均的な塩分摂取量では既に摂り過ぎの状態にあると考えられます。

高血圧症になると1日の塩分摂取量の目標は6g以内とされていて、これは日本人の平均の塩分摂取量の約半分程度の量です。

味噌・醤油・ソース・粉末だしなどの調味料には塩分が多く使われているので香辛料や酢・柑橘類などを使って味を補ったり、自宅で昆布や鰹から出汁を取ることで塩分を控えやすくなります。

また、外食や加工食品にも塩分含有量の高くなるものが多いので注意が必要です。

血圧に良い野菜

野菜はビタミンやカリウムや食物繊維が豊富でビタミン類は主に全身の抗酸化作用があり、カリウムは塩分を排泄させる効果、食物繊維には便通を整える効果があります。

いずれも主には血圧や動脈硬化に良いとされている成分を多く含んでいます。但し、ビタミンやカリウムは摂り過ぎてしまうと過剰症となることがあるのでサプリメントの併用時には摂り過ぎに注意しましょう。

糖分や脂肪は高血圧の原因

糖分や脂肪の摂り過ぎは、動脈硬化やメタボリックシンドロームや糖尿病などの危険性があり、高血圧の誘因される可能性が高くなります。

しかし、極端に糖分が不足すると脳の栄養が足りなくなる場合があり、コレステロールも不足すると血管が弱くなるとの指摘があります。

そのようなことから油脂類に関してはDHAやEPA、植物性油脂では血液をサラサラにする効果があるので動物性の油脂と組み合わせて摂ることが勧められています。

お酒(アルコール)は高血圧の原因

アルコールの処理能力には個人差があり、どのような条件下でアルコールを摂るかによっても血圧への影響は大きく異なります。

調査によると多くの量のアルコールを習慣的に摂る生活が長年続くほど高血圧となりやすく、また、高血圧に伴う他の脳や心臓の疾患が増えるという統計結果があります。

しかし、少量のアルコール摂取(適量)は血管を拡張させて一時的には血圧を低下させる働きが見られることでも知られています。アルコールは適量(1日ビール大びん1本か日本酒なら1合程度)とし、毎日飲むのでなく休肝日を間に挟むなど対策が大切です。

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糖尿病と高血圧の密接な関係

糖尿病とは高血圧・高脂血症・メタボリックシンドロームと同様に国内においては代表的な生活習慣病になります。

糖尿病の人ではその病態的に高血圧となりやすくなります。また統計からも糖尿病の人の半数が高血圧を伴っており、健康な人よりその割合が高くなります。

なぜ糖尿病だと高血圧になるのか

糖尿病を患うと問題になることとは?
  1. 血糖により他臓器が傷つくこと
  2. インシュリンの調節や耐性が悪くなること
  3. 臓器で効果的に糖分を利用できない
以上の3点があり、特に①②が高血圧に関係すると考えられています。また、高血糖では血液の中に水分が蓄えられやすくなるため、循環血液量が増えて血圧が上昇しやすくなります。

他にも糖尿病の人は高脂血症や肥満・メタボリックシンドロームといった他の生活習慣病を併発していたり、または起こしやすい状態にあるため、高血圧のリスクが高くなるのです。

高血糖による臓器の損傷

高血糖とは血液中の糖分が上昇する状態となり、必要以上に血糖値が高くなると臓器が傷つけられてしまいます。影響を受けやすい臓器として血管や腎臓があげられます。

このような高血糖状態が続くと血管が傷つき、動脈硬化を引き起こすと血管が硬くなって血圧が上昇します。また糖尿病で腎臓や腎臓への血管が慢性的に傷つけられると腎臓の血流が悪くなり、腎臓から血圧を上げるホルモンが分泌されて血圧が上昇してしまいます。

腎臓の血流が悪くなると余分な塩分や水分の排泄が上手くいかなくなることでも血圧が上昇しやすくなります。

インシュリンの調節や耐性が悪くなる

高血糖の状態が続くと血糖値を下げる働きをするインシュリンの調節が上手くいかなくなったり、体がインシュリンに鈍感になってしまいます。

インシュリンは血糖値を調節すると同時に血中のカリウムの移動にも影響しています。

また、カリウムはナトリウムを排泄させる方向に働く物質ですが、カリウムの移動が上手くいかないとナトリウムの排泄が滞り、水分も一緒に体に止まろうとするため血圧が上昇します。

糖尿病と高血圧による合併症

糖尿病と高血圧が同時に起こっている時、起こりやすい合併症は以下のようなものがあります。
  • 脳血管障害(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)
  • 冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症など)
  • 心・血管の疾患(動脈硬化・大動脈瘤・大動脈解離など)
  • 腎臓障害
  • 網膜症
糖尿病と高血圧があるとお互いの合併症を増悪させる悪循環にあることがわかります。

いずれも高血糖と高血圧のために血管が傷つけられ動脈硬化が進んで起こりますが、健康な人と比べるとそのリスクは数倍にもなります。

糖尿病発症時の高血圧の治療

合併症を進行させないためにも血糖値と血圧を正常範囲(できるだけ近く)に調節することが最優先されます。

血圧には降圧剤・血糖値にはインシュリンや血糖降下剤が処方されます。また、病状の悪化を防ぐためにも食習慣や生活習慣の是正も同時に行われます。

とくに糖尿病では糖分制限、高血圧では塩分制限を重視して栄養バランスの良い食事を摂ることが大切ですので病院では食事指導などが行われています。

生活習慣では規則的な生活と適度な運動習慣をつけることなどが勧められます。

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高血圧への万全な対策

高血圧の対策として何をすれば良いかのか?高血圧の原因は食事や生活習慣である場合が多く、高血圧の対策として生活環境を見直すことが大切になります。

また、食生活や生活習慣の改善は高血圧の治療の一環にも含まれています。

食生活の改善

血圧への対策として食生活の中で気を付けることは主に以下のとおりです。
  • 塩分を減らす
  • 脂肪や糖分の摂り過ぎに気を付ける
  • ビタミンやミネラルをバランスよく摂る
  • 適度な水分摂取

塩分を減らす

日本人は1日に平均約12グラムの塩分を摂取しており、諸外国に比べて塩分の摂取量が多いと言われています。塩分を多く摂ると体内に水分が溜まりやすくなるため、循環血液量が増加することで血圧が上がりやすくなります。

理想的な塩分の摂取量は1日10グラム以下、高血圧の方では6グラム以下と言われています(心疾患や腎臓疾患をお持ちの方は医師に確認が必要です)。

調味料では醤油や味噌などにも塩分は含まれ、漬物や加工食品ではもともとの塩分の含有量が多いため、とくに日本食は塩分の摂り過ぎに注意が必要です。

脂肪や糖分

脂肪・糖分の摂り過ぎは肥満やメタボリックシンドロームのもとになり、高血圧のリスクを高め、動脈硬化の誘因にもなります。脂肪ではコレステロール値が上がりやすい牛や豚の脂は摂り過ぎないように心掛け、魚類や植物油とバランスよく摂ることが勧められています。

ビタミン類やミネラル

多くのビタミン類は動脈硬化に予防的に働くと言われ、バランスよく摂ることが勧められています。ミネラルでは特にカリウムは塩分(ナトリウム)の排泄の調節に関わっていたり、他のミネラルも様々な体の調節に関わっています。

ビタミンやミネラルを補うようなサプリメントも販売されていますが、摂り過ぎも良くありませんので用法用量を守ることが大切です。またカリウムは腎臓で排泄されるため、腎臓病がある方では摂取量を医師と相談しましょう。

適度に水を飲む

水分の摂取量が極端に少ないと血液がドロドロになることがあります。血液循環を円滑にする理想的な水分摂取量は1日に1.5~2リットル程度だと言われています(心臓や腎臓の疾患がある方は医師と相談が必要です)。

スポーツ飲料などでは糖分や塩分が多く含まれるため、このような飲料で水分補給をする場合は摂り過ぎに注意が必要です。

適度な運動

適度な運動習慣がある人は高血圧や循環器病になりにくいことが統計でわかっています。適度な運動は肥満や動脈硬化の予防になり、ストレスを軽減し高血圧の予防に繋がります。

運動習慣がない人や心臓疾患などがある人は急激な運動の開始は負担になるため、急激に心拍数が上がらないような運動からはじめると良いでしょう。

高血圧による疾患の予防

極端な高血圧では血管が破れたり、血液中に血栓が飛んだりすることで脳血管障害や冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症など)が二次的に起こりやすい状態になります。

これを防ぐためには日常生活の中で急激な血圧の上昇を避けることが必要です。気を付けたいこととしては以下のようなものがあります。

急激な激しい運動

特に朝起きてすぐの激しい運動は危険です。激しい性行にも注意が必要です。

便秘を防ぐ

排便時に強く息むとかなり急激な血圧の上昇を起こします。便秘がちな人では食物繊維の摂取や緩下剤の服用により便を柔らかくして出やすくしたほうが良いとされています。

急な寒暖差

脱衣する時、お風呂に入る時と上がる時、温かい部屋から急に寒い部屋に出るなどの刺激では血管が急激に収縮して血圧の変化が起こりやすいです。

急激な感情の変化など

血圧対策のサプリメント・特定保健用食品

臨床試験で血圧を下げ得る効果があると認められた色々なサプリメントやお茶・ドリンクなどの特定保健用食品が発売されています。特定保健用食品で注意しなければいけないことは薬品ではないので高血圧症の人に対しての効果が確約がされません。

そのサプリメントや食品において効果があった対象者(例;「血圧が高めの人」など)や、試験結果について見たうえで、用法を守ることが大切です。

また、特定保健用食品以外のお茶でも、緑茶のカテキン、そば茶のルチン、ドクダミ茶や杜仲茶・イチョウ葉茶などにも継続的に服用することで血圧を下げうる成分があることが知られています。

しかし、緑茶には心臓を興奮させる作用のあるカフェインも多く含まれているため、水分の1日の摂取量の中で適切に摂ることが大切です。

高血圧を予防する方法

塩分摂取を減らす

塩分を摂り過ぎて体内のナトリウムの量が増えると体内に水分が溜まりやすくなり、結果として循環血液量が増えることから血圧が上昇すると考えられます。

日本人は諸外国と比べて塩分の摂取量が多く(平均1日12g程度)、これが高血圧の原因の一つになっていると考えられ、塩分の摂取量は1日10g程度に抑えるのが理想的だとされています。

日本人の食卓の中でも塩分が多いのが、味噌・醤油・汁物などの調味料や漬物・練り物・加工食品などで、これらの摂り過ぎには要注意です。

書籍やネットなどでも減塩食のレシピが紹介されていますが、出汁の出る食品や酢やレモン汁などを効果的に使うと塩分を控えられます。

カリウムの摂取

カリウムを摂ることである程度は不要なナトリウムが排泄されやすくなるため、血圧が上がりにくくなると言われています。カリウムは野菜や果物(特にほうれん草・バナナ・山菜類)、納豆、牛乳、魚類などに多く含まれていることが知られています。

但し、カリウムを摂り過ぎると不整脈などの過剰症を起こす恐れがありますので栄養のバランスを考えて摂取しましょう。また、腎臓病の人ではカリウムが溜まりやすいので医師との相談が必要です。

栄養バランスの良い食事

糖分や脂肪分の摂り過ぎはメタボリックシンドローム、またコレステロールの摂り過ぎでは動脈硬化のリスクがあり、いずれも高血圧に繋がりやすいとされています。

しかし、脂肪分の摂取量が極端に不足すると血管が弱くなることがわかっており、良質なたんぱく質が血管の組織を若く保つために必要となります。

また、ビタミン類は活性酸素を抑制したり、血をサラサラにする効果があり、とくにミネラルは心臓の働きやホルモンなどの調節に作用しています。

いずれも栄養成分は何かが不足しても過剰でも体に良くありませんので栄養バランスの良い食事を心掛けることが大切です。

全ての栄養素とレシピを考えることは大変です。多くの品目を摂るとか栄養素の3分野に分けてみるとバランスを考えやすくなります。

栄養の3分野とは

  1. エネルギーになるもの:お米、パン、麺類、糖分、脂質など
  2. 体を作るもの:タンパク質(肉、魚、卵、豆、乳製品など)、脂質、カルシウムなど
  3. 体の調子を整える働きをするもの:ビタミン、ミネラル

高血圧を予防する生活習慣

食事以外の生活習慣では運動・ストレス・嗜好品などに気を付けると良いとされています。

嗜好品とは禁煙を心掛け、アルコールはとりすぎない(1日ビール大瓶1本または日本酒1合程度)ことが高血圧の予防に繋がりやすいことがわかっています。

運動習慣がある人は高血圧になりにくいことが研究結果で明らかになっています。

また、ストレスは血圧を上げる要因となることがわかっており、しっかり休息をとって疲労や緊張を和らげることが大切だとされています。

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高血圧の対策にサプリメント

最近、血圧を下げる効果があるというサプリメントも多く販売されています。血圧に効果があるとされる主なサプリメントの成分の種類と血圧への作用の仕方は以下のようになります。

ペプチド類

ゴマ・カツオ・魚・乳たんぱくなどを主原料としたものがあります。主にアンジオテンシン変換酵素(ACE)の阻害作用により血圧を下げる効果があると考えられています。

カリウム

ナトリウムを排出させることにより血圧を下げる効果が期待されています。

DHA、EPA

主に青魚類に含まれる油脂で血液をサラサラにして動脈硬化を予防することで血圧が上がることを長期的に予防する効果を期待しているものです。

マグネシウム、カルシウム

人間の体に必須のミネラルであり、心臓などの筋肉や血管の収縮の調節に関係しているので血圧を下げる効果があるとされています。

GABA(γ―アミノ酪酸)

神経伝達物質として働き、血圧を下げる効果があるとされています。

酢酸

いわゆるお酢ですが、ある程度の量を摂取することで血圧を下げる効果があることがわかっています。その他、β―グルカンや一部のビタミンなど血液をサラサラにすることで動脈硬化や血管の老化を予防して血圧を上がりにくくする効果を期待するものもあります。

サプリメントとの付き合い方

サプリメントを服用する上で認識していただきたいことは、サプリメントは「薬ではない」ということです。

サプリメントは日本語では栄養補助食品または健康補助食品と呼ばれる食品であり、主目的は不足しがちな栄養を補助する、あるいは不足しがちな栄養を補うことで保健的効果を得るということになります。

既に高血圧症と診断されている人では薬剤のように積極的に血圧を下げる効果は得られないことがあることを知った上で服用しましょう。

さらにカリウムやマグネシウム・カルシウムなどのミネラル類やビタミン類などでは摂り過ぎると過剰症の症状が出ることがありますので注意が必要です。

また、肝臓疾患や腎臓疾患を持つ人は成分の分解や排出がうまくできないことがあり、妊婦は胎児への影響を考慮して使用には医師などに相談してからにしましょう。

サプリメントの種類(分類)

サプリメントにはその効果の度合いによって以下のようなものがあります。

特定保健用食品

一定の保健の目的を得られる効果があると試験により認められた食品。

条件付き特定保健用食品

承認レベルではないがある程度の効果が認められたもの。

その他、特に認可のないもの

特定保健用食品でも、対象者や試験対象などが明記されていますので、どのような人を対象に効果が得られたのかなどをよく知ったうえで選ぶことが勧められています。

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参考文献等

  • 東京都病院経営本部「高血圧症の食事」
    東京都新宿区西新宿2-8-1
    http://www.byouin.metro.tokyo.jp/eiyou/kouketsuatsu.html
  • 日本生活習慣病予防協会「高血圧」
    東京都港区西新橋2-8-11
    http://www.seikatsusyukanbyo.com/guide/hypertension.php
  • 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト「高血圧症」
    東京都新宿区信濃町35
    http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000063.html
  • ニューハート・ワタナベ国際病院「高血圧症」
    東京都杉並区浜田山3丁目19−11
    https://newheart.jp/glossary/detail/cardiovascular-surgery_013.html
  • 旭川医科大学 内科学講座 循環・呼吸・神経病態内科学「高血圧症(こうけつあつしょう)」
    旭川市緑が丘東2条1-1-1
    https://amc1nai.net/disease/j4

高血圧症の関連書籍

 

 
 
 

 

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